こんにちは
西です。
今日は朝っぱらから、
高校時代の友人から電話がかかってきました。
かれこれ2年ぶりの連絡で
その前までは、そこそこ遊んだりしていた友人でした。
朝の6時半に電話がかかって来まして、
いやぁ。これはタダ事では無いぜ・・・なんて思ったんですが、
まぁー。
ただ事では無かったです。
何でも会社を辞めたらしい。
そして、その理由は「鬱病」
人間関係や仕事でのストレス。
将来への不安。
溜まりに溜まって、会社に行けなくなったらしいです。
鬱病とは無縁の私は
会社に行きたくないことはあっても
行けないということは無かったので
理解しがたいことでした。
電話でも良かったのですが、
なんか鬱病とかただならぬものなのか?と思いまして
直接会って話を聞くことにしたのです。
とりあえず腹が減ったということで
すき家で朝飯を食べよう!という風になりました。
そして、もっと話を聞いたのですが・・・
鬱病って壮絶なのですね。。
自分ではやれると思っているのにできない。
やらないと生活ができない。
頑張らないと・・・とか思うけど
やっぱりできない。
「死にたい・・・」そんなサイクルが襲ってくるらしい。
そして、そのサイクルの制御ができないらしい。
調子がいいと思っていたら、
急にまたその暗い気持ちが襲ってくると言っていました。
死にたいとか思ったことが無い私には衝撃です。
死にたいとかよっぽどです。
特に、真面目で冗談でも「死にたい。」とか
言わない友人がいうくらいだから、そうとうヤバイんだろうなと思ったわけです。
で、朝から何故に電話があったのかというと
友人は貯金が底をついて実家に戻っているらしく
昨夜、
「親になんで仕事辞めたんだ?」
「いつまでプラプラしてるんだ?」と問いつめられ
真実を言ったらしいです。
鬱病だと・・・
すべてを話したらしいです。
死にたいと思うことも何もかもすべて。
思うに、親に気にかけて欲しいという部分もあって
すべて洗いざらい話したのだと思うんですよね。
そして、言わないと辛かったのだと思います。
しかし、あろうことか親は
「甘いこと言ってんな!」って一蹴したらしいです。
で、落ち込んで眠れなくて私に電話です。
「いやいや。それで何故に私なんだ??」と突っ込みました。
もっと他にいるだろ?とか思ったわけです。
そして、友人いわく、
「無口だし、いつも黙って話を聞いてくれるから」らしいです。
おいおい。ですよ。
馬鹿にされてるのか、褒められてるのか
複雑な気持ちになりましたよ。
私はお悩み相談窓口か!
結局、洗いざらい話を黙って聞いたんですけどね。
にしても、親がクソだなと思ってしまいます。
友人はすっごい真面目で
「死にたい・・・」とか簡単に言いませんし、
親に弱音とか吐くやつではありません。
そんなやつが弱音を吐く。
どう考えても、ただ事じゃないでしょ。
息子をどんだけ見てないんだ!って感じです。
お前のその一言が息子を殺すことになるぞ?とか思った訳です。
とわいえ、私も鬱病について何もしらない。
ということで、本屋に言って早速勉強です。
・・・めっちゃ深刻な病気やがな。。
鬱病って精神的なものだけじゃないんですね。
脳が上手く機能しないらしく、治すのも難しいらしです。
そして、心無い言葉で本当に死んでしまうような病気。。
恐ろしい。
友人の親がした行為は
癌で戦ってる息子に
「甘えるな!働け!」
と言った様なモノです。
鬼ですよね。
何故にもっと、息子のことを理解する努力をする前に
何故に、あの話を聞いて短絡的にそんな言葉を吐くんだ?
理解不能でした。
でも、実際のところ
多くの人が、甘えたるだけだ!とか思うらしいですよ。
見た目は普通だし話しても至って普通。
だから、だらけているだけ。
そう見えるらしいです。
そして、親は我が子が
そんな精神の弱い奴がなるものになるわけがない。
そうも思っているらしい。
分からんでもないけですけど、
もうちょっと息子が言っていることを受け入れられんもんかね?と思った訳です。
ということで
鬱病の本を親に読んで貰え!と
本を友人に渡しました。
これで、理解しない親だったら
鬼畜すぎます。。
鬱病になってないからわからないけど、
本当に辛いものらしいです。
ですので、鬱っぽい人が周りにいたら話を聞いてみるといいですよ!
それが、ちょっとした助けになります。
多分、正常な人には理解できないと思います。
私自身、完全に理解できているかというとそうではありません。
おいおい。ネガティブすぎるだろ。。
とか思ってしまう話もありました。
そこで、「自分の価値観でこうしてみたら?」と言ってしまいそうでした。
でも、友人は今、多分それができなくてもがいているんだろう。
やりたくてもできない。
考えを変えたくても変えられない。
そんな状況なんだろうと、
グッと口から出そうなものをしまって話を聞きましたよ!
だから、やつは私を選んだようだ。
「無口だし、いつも黙って話を聞いてくれるから」
こんばんは、こるぼと申します。
周りにも意外と多いのがうつ病、
自分でも危ないな~~と思うことも・・・
そんなときに、説教されたり、
頑張れといわれたら、きっと
もっと辛いだろうと思いますね。
話を聞いてくれる人が
いちばんありがたい存在ですね。